お久しぶりです。
色々忙しくて、中々記事を更新できませんでした。これからもマイペースに更新していくと思います。
さて、今回は今年観た映画一覧と2015年新作・旧作ベストを書くという2015年ラストに相応しいボリューム満点の記事になっております。Filmarksの方でも今年観た映画を大体記録しているのですが、幾つか記録していないものもあるのでこちらを完全版とします。
まずは初見の旧作!
- 『われに撃つ用意あり』/若松孝二
- 『サンライズ』/ムルナウ
- 『野獣死すべし』(1959)/須川栄三
- 『インテルビスタ』/フェリーニ
- 『フェリーニの道化師』/フェリーニ
- 『カビリアの夜』/フェリーニ
- 『青春の蹉跌』/神代辰巳
- 『先生を流産させる会』/内藤瑛亮
- 『切腹』/小林正樹
- 『晴れて今宵は』/サイター
- 『ニューヨーク1997』/カーペンター
- 『おとし穴』/勅使河原宏
- 『女はそれを我慢できない』/タシュリン
- 『バイ・バイ・バーディー』/シドニー
- 『ブルークリスマス』/岡本喜八
- 『 独立愚連隊』/岡本喜八
- 『独立愚連隊西へ』/岡本喜八
- 『要塞警察』/カーペンター
- 『愛と誠』(2007)/三池崇史
- 『吸血鬼ノスフェラトゥ』/ムルナウ
- 『恋愛準決勝戦』/ドーネン
- 『第七の封印』/ベルイマン
- 『バリエラ』/スコリモフスキ
- 『野いちご』/ベルイマン
- 『青い体験』/サンペリ
- 『裸のランチ』/クローネンバーグ
- 『ヴィデオドローム』/クローネンバーグ
- 『ダイナマイトどんどん』/岡本喜八
- 『ジーザス・クライスト・スーパースター』/ジュイソン
- 『死刑台のエレベーター』/緒方明
- 『カバーガール』/ヴィダー
- 『リオ・ブラボー』/ホークス
- 『Shall we ダンス?』/周防正行
- 『Shall we danae?』/チェルソム
- 『第七天国』/ボーゼージ
- 『アニー』/ヒューストン
- 『アニーよ銃をとれ』/シドニー
- 『生活の設計』/ルビッチ
- 『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』/ブニュエル
- 『スタア誕生』(1937)/ウェルマン
- 『バトルシップ』/バーグ
- 『我等の生涯の最良の年』/ワイラー
- 『結婚のすべて』/岡本喜八
- 『僕の彼女はどこ?』/サーク
- 『座頭市と用心棒』/岡本喜八
- 『犯罪王リコ』/ルロイ
- 『12モンキーズ』/ギリアム
- 『夜の豹』/シドニー
- 『日本のいちばん長い日』/岡本喜八
- 『江分利満氏の優雅な生活』/岡本喜八
- 『血と砂』/岡本喜八
- 『最後の人』/ムルナウ
- 『掠奪された七人の花嫁』/ドーネン
- 『キス・ミー・ケイト』/シドニー
- 『地上に降りた女神』/
- 『バトル・ロワイアル』/深作欣二
- 『原子力戦争 Lost Love』/黒木和雄
- 『二ュージーズ』/オルテガ
- 『最高殊勲夫人』/増村保造
- 『ホーム・スイート・ホーム』/グリフィス
- 『世にも怪奇な物語』/マル、フェリーニ、ヴァディム
- 『マイ・フレンド・フォーエバー』/ホートン
- 『ジークフェルド・フォリーズ』/ミネリ
- 『ヒストリー・オブ・バイオレンス』/クローネンバーグ
- 『ザッツ・エンタテインメント Part2』/ケリー
- 『錨を上げて』/シドニー
- 『ワイルド・パーティー』/メイヤー
- 『ホーリー・モーターズ』/カラックス
- 『日本製少年』/及川中
- 『キャット・ピープル』/ターナー
- 『カサノバ』/フェリーニ
- 『ジンジャーとフレッド』/フェリーニ
- 『暗殺の森』/ベルトルッチ
- 『結婚哲学』/ルビッチ
- 『君とひととき』/ルビッチ
- 『白い酋長』/フェリーニ
- 『銀嶺の果て』/谷口千吉
- 『黒い罠』/ウェルズ
- 『動くな、死ね、甦れ!』/カネフスキー
- 『悪人』/李相白
- 『素晴らしき日曜日』/黒澤明
- 『ラストタンゴ・イン・パリ』/ベルトルッチ
- 『ホーリー・マウンテン』/ホドロフスキー
- 『踊るアメリカ艦隊』/ルース
- 『回転木馬』/キング
- 『Tokyo Tribe』/園子温
- 『グリード』/シュトロハイム
- 『CUT』/ナデリ
- 『マッドマックス2』/ミラー
- 『踊る騎士』/スティーヴンス
- 『ハイスクール・ミュージカル』/オルテガ
- 『踊るブロードウェイ』/ルース
- 『黄金時代』/ブニュエル
- 『アンダルシアの犬』/ブニュエル
- 『カノジョは嘘を愛しすぎている』/小泉徳宏
- 『ダイバージェント』/バーガー
- 『桐島、部活辞めるってよ』/吉田大八
- 『紙の月』/吉田大八
- 『クヒオ大佐』/吉田大八
100. 『白ゆき姫殺人事件』/中村義洋
101.『踊る海賊』/ミネリ
102.『空中レヴュー時代』/フリーランド
103.『日本の夜と霧』/大島渚
104.『無理心中日本の夏』/大島渚
105.『帰ってきたヨッパライ』/大島渚
106.『悦楽』/大島渚
107.『青春残酷物語』/大島渚
108.『殺し』/ベルトルッチ
109.『革命前夜』/ベルトルッチ
110.『天使の恍惚』/若松孝二
111.『エスケイプ・フロム・トゥモロー』/ムーア
112.『倫落の女の日記』/パプスト
113.『ベル・オブ・ニューヨーク』/ウォルターズ
114.『月はどっちに出ている』/崔洋一
115.『アビス』/キャメロン
116.『24アワー・パーティ・ピープル』/ウィンターボトム
117.『この空の花 長岡花火物語』/大林宣彦
118.『フォー・ミー・アンド・マイ・ギャル』/バークレイ
119.『アメリカン・ピーチパイ』/フィックマン
120.『銀河ヒッチハイク・ガイド』/ジェニングス
121.『エンジェルウォーズ』/スナイダー
122.『ギャラクシー・クエスト』/パリソット
123.『ユージュアル・サスペクツ』/シンガー
124.『ガタカ』/ニコル
125.『ブラック・スワン』/アロノフスキー
126.『ボーイフレンド』/ラッセル
127.『リストマニア』/ラッセル
128.『地球最後の女』/コーマン
129.『私を野球に連れてって』/バークレイ
130.『タップ』/キャッスル
131.『ゴールド・ディガーズ36年』/バークレイ
132.『日本春歌考』/大島渚
133.『踊るニュウ・ヨーク』/タウログ
134.『アンナ』/コラルニック
135.『ハネムーン・キラーズ』/カッスル
136.『激走パニック 大激突』/深作欣二
137.『踊る不夜城』/ルース
138.『フランシス・ハ』/バームバック
139.『絹の靴下』/マムーリアン
140.『恋の手ほどき』/ミネリ
141.『百万円貰ったら』/ハンバーストン、ルビッチ、マクロード、ロバーツ、タウログ、クルーズ、サイター、ライトン
142.『音楽』/増村保造
143.『ヒッチハイカー』/ルピノ
144.『スカイライン』
145.『SEX発電』/カンパニーレ
146.『ドリーマーズ』/ベルトルッチ
147.『侍』/岡本喜八
148.『リンダ リンダ リンダ』/山下敦弘
149.『ハロー・ドーリー!』/ケリー
150.『オペラ座の怪人』(2004)/シューマカー
151.『そして父になる』/是枝裕和
152.『複製された男』/ヴィルヌーヴ
153.『ベイブ』/ヌーナン
154.『ホット・ファズ』/ライト
155.『ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ』/カーティス
156.『チャイルド・プレイ』/ホランド
157.『怪盗グルーの月泥棒』/ルノー、コフィン
158.『500日のサマー』/ウェブ
159.『東京流れ者』/鈴木清順
160.『悲愁物語』/鈴木清順
161.『君も出世ができる』/須川栄三
162.『フットライト・パレード』/ベーコン
以上162作品。
次は今年公開された作品。
- 『ジョーカーゲーム』/入江悠
- 『アメリカン・スナイパー』/イーストウッド
- 『ANNIE/アニー』/グラック
- 『イントゥ・ザ・ウッズ』/マーシャル
- 『ジュピター』/ウォシャウスキー姉弟
- 『たまこちゃんとコックボー』/片岡翔
- 『セッション』/チャゼル
- 『寄生獣 完結編』/山崎貴
- 『バードマン』/イニャリトゥ
- 『マッドマックス 怒りのデスロード』/ミラー
- 『ピッチ・パーフェクト』/ムーア
- 『ピッチ・パーフェクト2』/バンクス
- 『ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム』/バートン
- 『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』/ウェドン
- 『ターミネーター:新起動/ジェニシス』/テイラー
- 『インサイド・ヘッド』/ドクター
- 『リアル鬼ごっこ』/園子温
- 『脳漿炸裂ガール』/アベユーイチ
- 『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』/ポーラッド
- 『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』/マードック
- 『ジュラシック・ワールド』/トレボロウ
- 『キングスマン』/ヴォーン
- 『ミニオンズ』/コフィン
- 『テッド2』/マクファーレン
- 『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』/マッカリー
- 『ラスト・ナイツ』/紀里谷和明
- 『スペクター』/メンデス
- 『スター・ウォーズ フォースの覚醒』/エイブラムス
以上28作品。
今年は大作が多く、中々密度の濃い1年間だったのではないでしょうか?
続いては旧作ベスト10
- 『結婚のすべて』
- 『サンライズ』
- 『暗殺の森』
- 『ボーイフレンド』
- 『踊るアメリカ艦隊』
- 『バトルロワイアル』
- 『血と砂』
- 『フォー・ミー・アンド・マイ・ギャル』
- 『ギャラクシー・クエスト』
- 『悪人』
せっかくのベスト10なので軽く短評も書いておきます。
- 結婚のすべて
最高の夫婦映画その1。岡本喜八の処女作。ここまで笑えて泣ける結婚喜劇はないはず。最後の上原謙の台詞で号泣した。雪村いづみも新珠三千代も日本人らしい美女。三船敏郎もカメオ出演
最高の夫婦映画その2。凝った演出の連続で、ラストは涙腺崩壊した。結婚初夜に観たい映画。車道でのキスシーンがお気に入り。
今年だけで3回も観てしまうほどハマった作品。ストラーロの撮影には何度見ても驚かされる。
- ボーイフレンド
今年はたくさんのミュージカル映画を観たけれど、旧作ではこれが1番。ミュージカル愛に満ちたオマージュの連続とケン・ラッセルの独特で幻想的な演出に泣かされる。Blu-ray出して欲しい。
- 踊るアメリカ艦隊
この映画で初めてエレノア・パウエルを知って、度肝を抜かれた。ラストのダンスシークエンスには圧巻。コールポーターの名曲勢揃いの傑作。
これはただの殺し合い映画ではない。殺し合いを強要された少年少女の青春映画である(とそれっぽく言ってみる。)この頃の山本太郎に戻って欲しい。
- 血と砂
岡本喜八の戦争活劇大作。聖者の行進を楽しそうに演奏する少年たちのことを思うと泣ける。佐藤允がいい役してた。
- フォー・ミー・アンド・マイ・ギャル
ジーン・ケリーのデビュー作。内容が明るい作品ではないけれど大好き。タイトル曲のダンスとラストが最高。
スタートレックパロが分からなくてもアホみたいに楽しめる作品。多分今年観た映画の中で1番笑った。誰でも楽しめる傑作。
- 悪人
全く期待しないで観たら、ラストショットで涙腺崩壊。『サンライズ』といい『新たなる希望』といい、映画に出てくる太陽は見てると泣けてくる。
最後に新作ベスト!
- 『フォースの覚醒』
- 『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』
- 『スペクター』
- 『ジョーカー・ゲーム』
- 『ひつじのショーン』
- 『マッド・マックス 怒りのデスロード』
- 『ジュラシック・ワールド』
- 『ローグ・ネイション』
- 『脳漿炸裂ガール』
- 『テッド2』
- フォースの覚醒
初見は色々納得いかなかったけど、何度も観てるとそりゃあ…もう…。最高の映画体験をありがとう。早くエピソード8公開して!
- ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール
オールタイムベスト級に好きなミュージカル映画。ジャック・ドゥミの新作を観たような感じ。エミリー・ブラウニングは早く結婚してくれ。
- スペクター
ボンドの宿敵復活!!ブロフェルドの設定に未だ納得がいかないってのはあるけど、レア・セドゥが死ぬほど可愛かったから良し。スキーアクションさえやってくれたら…。
周りはクソとかつまんないとか散々言われてるけど、すごく楽しめた。和製スパイ映画最高!!!深キョンの鞭打ちプレイを大画面で観れた僕は勝ち組(?)
本作が面白すぎて暫くテレビシリーズずっと観てた。今年のベスト10で1番見てもらいたい作品。ショーンとティミーが可愛すぎる
- 怒りのデスロード
観てるだけで体温が上がりそうな作品。映画において理屈なんていらないことを改めて実感した。
- ジュラシック・ワールド
パークのゲートが開いた瞬間が1番感動した。ブライス・ダラス・ハワードのムチムチタンクトップを忘れてはならない。
- ローグ・ネイション
シリーズ観直してから行くべきだったと少し後悔したけど、めちゃくちゃ面白かった。オペラ座のシーンが好き過ぎる。
- 脳漿炸裂ガール
最高のバディムービー。柏木ひなたと竹富聖花をよろしくな。女の子が沢山出てくるから目の保養になる。
- テッド2
オタクを虐めるゲイのカップルが最高。下品な笑いが多かったけど、満足度は高かった。テッドが踊るオープニングは昔のミュージカル風でテンション上がった。
今年もそこそこたくさんの映画に出会いました。特に今年はミュージカル映画を例年より多く観て本格的にハマってしまいました。来年ももっと多くの映画を観て、色んな「出会い」をしたいと思います。皆さん、良いお年を!
ロイ(@_rrroy_ridley)